できる人のノート術 感想
- 作者: 樋口健夫
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/01/06
- メディア: 文庫
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なんのために日記を書くか
☆日記は書かれた後に使うこと、つまり見直されることで活きてくる。
それぞれの目的・用途に合った日記の書き方がある。
日記に用途があるという言葉に
ちょっと驚きました。
思い出すために日記を書く。
日記というと、いろいろとかかなきゃいけないイメージが
ありますが、この本では
「日記とエッセイは違う」といっています。
つまり
日記・・・自分のため(自分の参考になることを記録する)
エッセイ・・人に見せるため(人に読んでもらってこそ価値が出る)
ということです。
自分が参考になること、または後で思い出したいことを
自分のために書くのが日記ということですね。
絵日記のように、人に見せるのが目的ではないので
移動ルートなどを記録しておくだけでも立派な「日記」と
なるわけです。
そして、その日記にいろいろと足していくことで
生活記録(ライフログ)になっていきます。
たかが日記。されど日記です。
書くことが楽しいか
☆自分の考えたことを書くようにする。
出来事だけを書くのはつまらない。
よく手帳をつけるのが長続きしないというひとがいるが
そういう人たちはたいてい「スケジュールのみ」を書いている。
そして、スケジュールを確認して終わりで
見返さない。
スケジュールに前をあとに
目標や反省などを書いていくと
それを見返す楽しみが出てくる。
「つまらなかった」という感情も
書くことで、もしかしたら主体的に参加できていなかったから
かもしれないと気付くこともあるでしょう。
書くこと自体が楽しくなるには
「見返したときの面白さ」を味あわないと
いけないと思います。
仕事と生活の中心に「ノート」がある
仕事と生活の中心に「ノート」があることで
- 自分で自分の人生の指針を作り上げることができる。
- 脳を刺激し、想像力を豊かにして、活性化できる。
- 記憶面では、脳を補助することが可能だ。
- 自分の考え、体験、発想をノートに書き残すことがあなたの人生にとって信じられないほど大切だ。書いたあとに読み直して、初めてわかる。
メモ帳でもいいですが
メモ帳にメモしたことは、かならずノートに貼るなどして
一元管理をしてください。
そして、時系列に書く。
これも、記憶を呼び起こす時に必要になります。
なんでも書くというのは、簡単で意外と難しいものです。
いつでもノートをとれるようにというのは
簡単なようで難しいです。
ノートに書くのはあとでいいや
と思っていると本当に忘れます(笑)
僕もまだまだ
生活と仕事の中心にノートがあるとは
いいにくいですが、しっかりと書くことを続けていきます。
写真とか絵とかも入れていくと
もうちょっと楽しくなるんだろうなあ
と妄想しつつ・・・。
評価:★★★★☆
読みやすいさ:★★★★☆
実用度:★★★★☆
(オススメ!!)
ターゲット:これからノートを使おうと思っている人。
ノート本を読んだけど、いまいちしっくりこなかった人