僕の「経験」の向こう側。

体験すること・経験することをかいていき僕の人生がどうかわるのかちょっと楽しみです

育てる技術 感想

育てる技術
育てる技術
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石田淳
日経BP社
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部下の指導法について悩んでいる30代~40代の人が

読むといいです。

 

ん??? ん???? ほんとうに???

そこまでいるの・・・・

と思います(笑)

 

感情ではなく、行動に焦点をあてる。

難しいなあ・・・。

 

今度OJTがあるので、試しにやってみようっと!

 

感情ではなく、行動に焦点をあてる

☆すべての結果は行動の積み重ねによって得られる。いい結果が出るのは、いい行動の積み重ねがあったからにほかならないし、悪い結果が出るのは途中の行動のどこかに問題があったからである。

 

なにをやらなかったから、できなかったのか

と考えるのは、結構めんどくさいです。

 

やる気がなかった

誠意がたりなかった というのは簡単ですが

残念ながら、解決にはなりません。

 

僕の趣味の一つである「仕事のできない人観察」によると

あー それをやっちゃだめだよね

ということを「必ず」やります。

 

なんでそれをやるかなー と怒る人がいますが

最初に教えておかないとダメです。

 

教えたのに!

と怒っても相手が理解してないと意味がありません。

 

メモを取らない人には、「メモとって」とちゃんと教えてあげましょう。

 

具体的に指示をする。というのは、意外と難しいものですが

とりあえず、気がついたことを相手に教えてあげましょう。

 

仕事ができない理由は2個しかない

 

☆あなたの部下が仕事をできないでいるとしたら、その理由は2つしかない

1、仕事のやり方がわかっていない

2、仕事のやり方はわかっているが継続の仕方がわからない

 

この2個について

感情ではなく、行動に焦点をあててアドバイスをする。

 

簡単そうでいて、かなり難しい(笑)

 

1、については

ノートなり、メモなりを見せてもらうと大体わかります。

 

抜けているところを補ってあげるだけでも

ずいぶんとちがいます。

 

メモを取ってない人がいたら

メモをペンをわたし、首からかけれるようにしてあげましょう。

そして、家に持って帰らせないようすれば忘れません。

 

なせできないのかを、相手ではなく

自分に問いかけるようにするといいかもしれません。

 

あいつはなんで仕事ができないんだ!! と

愚痴るよりも、相手を観察して

ああ あそこがダメだな という行動について

教えてあげましょう。

じゃあ「行動」ってなに?

MORSの法則

Measured 計測できる(数値化できる)

Observable 観察できる(誰から見ても、なにをしているのかがわかる)

Reliable 信頼できる(どんな人から見ても、それが同じ行動だとわかる)

Specific 明確化されている(何をどうするか明確になっている)

 

行動科学マネジメントでは、この4つの条件を満たしていないものは

具体的な行動ではないそうです。

 

具体的な行動を指示するためにも

上記の4つを覚えおくと便利かもしれません。

 

よく「あれどこいった?」「あれどうなった?」と

つい聞いてしまう僕には耳が痛い話ですが(笑)

 

そういえば

進研ゼミの小学生向け「チャレンジ」は

1日15分見開き2ページをやって、答えあわせをしてもらおう!

と書いてありますね。

 

これを参考にして、人に何かを頼むときや教えるときには

伝えたいと思います。

 

ここでは紹介しませんでしたが

2章 なぜ伝わらない? なぜ育たない? 残念な教え方

というのは、役に立つと思いますよ。

 

評価:★★★★☆

読みやすさ:★★★★★

実用度:★★★☆☆

(実用度が低いのは、「ホンマでっか?」と思うためです。

OJT後に書き換えます)

ターゲット:初めて部下を持つ人 

上司から「ちゃんと育てろよ」とプレッシャーをかけられている人